ギア比って何?ハイギアとローギアの特徴とルアー選びについて…

ギア比…リールを買うときにはスペック表に必ず乗っているものの、釣り初心者向けの雑誌などでは何故か詳しく解説してくれない謎の言葉…。今日はそのギア比の謎を解き明かしていきたい…そんな気持ちで書いてみました。

 

ギア比とは?

ギア比とは、二つの歯車(ギア)の歯数の比率を表すものです。自動車や自転車、工業製品の多くで『ギア比』という言葉はよく使われているようです。歯車を多く使っているためでしょう。釣りにおいてはリールのハンドル1回転あたりのスプールの回転数を表しています。

ハンドルを回すことでドライブギア(大きい歯車)が動き、それに合わせてスプールを動かしているピニオンギア(小歯車)が動くようになっています。ギア比はこのドライブギアの歯数とピニオンギアの歯数の比率で割り出されています。

例えば『ギア比6.0』とはこういうことになります。左がドライブギア、右がピニオンギアです。

大きい歯車と小さい歯車の歯の数が6:1の割合で違うので、大きい歯車を1回転させれば、小さい歯車は6回転することになります。

60(大きい歯車)÷ 10(小さい歯車)=6.0(ギア比)

このようになります。

これはベイトリールを想像していただくとわかりやすいです。ベイトリールのハンドルを1回転させると、スプールが6回転して糸を巻き取る。これがギア比8.3の製品であれば、ハンドル1回転あたりスプールは8.3回転するということです。

 

ハイギアとローギアって?

ギア比の高いものを『ハイギア』、ギア比が低いものを『ローギア』と呼ばれています。中間のものはノーマルギアやミドルギアと呼ばれていることもあります。しかし、明確な基準がないためかメーカーによってハイギア・ローギアの基準が違っているようです。

私の見た限りでは6.5以上のものがハイギアと呼ばれていることが多く、それ以下はノーマルギア、5.0未満をローギアと呼ばれているようでした。メーカーによって違いがあるので参考程度にしてください。

 

ギア比の違いで適した釣り方ってあるの?

ギア比によって適した釣り方はあるのでしょうか?一般的に…、というか私がいままで見聞きした情報だとからまとめます。

  • ハイギア・・・カバー打ちや、高速リトリーブ、手返しの早い釣りなど、スピード重視の釣りに向いています。
  • ローギア・・・巻物、一定速度で巻き取りたい釣りなどに適しているようです。

 

ハイギアはハンドル1回転での巻き取り長さが多い分、手返しが良く、カバー打ちのようなピンスポット的な釣りに向いていると言われています。またアクションを大きくかけるようなルアーを扱うときも、巻き取り量が多いため糸フケを取りやすく扱いやすいようです。

ローギアは巻物のような巻き抵抗の大きいルアーに適しているようです。というのは、ローギアの方が巻くチカラが強いため、巻き抵抗の大きなルアーを使っていても楽に巻くことができるという理由からです。また、ルアーを一定のスピードでコントロールしたい人もローギアの方がハンドルの巻ムラが小さくなるため、等速で巻きたい場合に適しているようです。

 

しかし、ここに書いたことは一概に言えないよ!というのが正直なところです。それは、その人の釣り方によってハイギア・ローギアへの考え方の違いが出るためです。

例えば、クランクベイトのような巻物を使うにしても、ノーギアが良いという人と、ハイギアでも一定の速度を保つことができるからハイギアの方がいいという人もいます。トルクのことでもローギアの方がパワーがあるから巻きやすいという人と、最近のハイギアは昔に比べ良くなっているからハイギアでも問題無いという人もいます。

 

なので当たり前なことではありますが、僕としてはハイギアとローギアのリールをどちらも買ってみて、使い比べてみるのが一番自分にしっくりくるタイプがわかるのではないかなぁ…と思っています(一度に2つのリールを買うのは現実的でないかもしれませんが…。)

買うのが大変だって場合は、友達のリールでちょっとだけ投げさせてもらって巻き心地やスピード感を確かめて、自分の好みを見つけるというのもアリかもしれませんね。

 

結局は自分で色々と試してみないとわからないというのが僕の結論です。もしかしたら使っている打ちに色々と発見があるかもしれませんから、余裕があればハイギアとローギアのリールを所有したいところです。どうしても自分じゃどっちがいいか決められないという場合は、自分の好きなプロがどういうセッティングで使っているかを参考にリール選びをするというのがいいかもしれませんね!

 

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